レンガ壁やレンガ調外壁の外壁塗装は不要?
レンガ壁やレンガ調外壁の外壁塗装は不要?
最近は純日本風の住宅は少なくなり洋風のモダンな建築の住宅が増えてきています。
洋風の住宅は日本建築よりもおしゃれなイメージですが外装の耐久性は少し低く定期的なリフォームが必要な建物が多い傾向です。
洋風住宅の外壁にはいろいろなタイプがありますがレトロな雰囲気のあるレンガ風の外壁は最近人気です。
レンガ造りは施工費用も高額で実際にレンガを使用するのではなくレンガ風のデザインのサイディングを使用した住宅が基本的に多い傾向です。
レンガ造りの壁であれば塗装をする必要はありませんがレンガ風サイディングの場合は外壁のメンテナンスが必要です。
レンガ造りの壁は塗装をするとレンガ本来の外観的な特徴が失われるためリフォーム・メンテナンスを行う場合はレンガそのものを交換するのが最適です。
メンテナンスではレンガの隙間を埋める目地部分のひび割れなどを補修することで綺麗な状態を維持することが重要です。
レンガ調壁のメンテナンス方法について
レンガ調の壁(サイディング)は定期的なメンテナンスが必要ですが一般的な外壁と同じような塗装リフォームは表面の特徴から困難になります。
レンガ調の場合単色ではなくその色合いを塗装で再現することは難しくなります。
多くの場合塗装リフォームではクリア塗装が行われています。
クリア塗装は色がついておらず無色透明なのでレンガ調の外観をそのままに外壁材を保護する効果があります。
しかしその反面汚れや劣化があるとそのまま覆ってしまうため汚れなどは特に目立ってしまう恐れがあります。
このためクリア塗装では塗装前の下地処理・洗浄をしっかりと行っておくことが仕上がりを綺麗にする重要なポイントになります。
またサイディングの素材や表面の材質によってはクリア塗装が弾かれて塗装できないものもあります。
事前に現在の材質や素材について調べておくとよいでしょう。
レンガ調壁のリフォーム・メンテナンスの参考にしていただければと思います。