外壁塗装のトラブルで浮きの原因はなにがあるのか?
外壁塗装のトラブルで浮きの原因はなにがあるのか?
外壁塗装をする場合の洗浄不足が考えられます。
塗装する前に必ず高圧洗浄をします。
外壁と付着している汚れを撤去します。
悪質業者、悪徳業者の場合は、汚れたままで塗装することもあります。
下地と下塗りの間にゴミや埃が挟まった状態ですから、どうしても剥がれやすくなります。
施工面の洗浄がしっかりとできていないと剥がれに繋がります。
下請けの業者が少しでも工程を短縮するために洗浄を省きます。
つまりは手抜き工事です。
それが原因で剥がれが発生することは典型的なトラブルです。
外壁の洗浄をする場合に立ち会うようにしましょう。
これだけで手抜きの抑止力になります。
もしも立ち会えないならば、洗浄前と洗浄後の写真を撮影してもらいましょう。
証拠を断るような場合、契約はしないようにしましょう。
外壁塗装浮きの原因になる塗料の下塗り不足とは?
通常外壁塗装は下塗り・中塗り・上塗りの3段階ですが、下塗り塗料が不足すると密着不良が起こり剥がれになります。
中塗りと上塗りの役割は外壁を綺麗に見せるための美観機能と風雨や紫外線の劣化から防御する防水保護機能があります。
しかし、下塗りの役割は外壁の下地と塗装を密着させること。
ここが不足していると剥がれます。
塗料メーカーが規定する塗布量に沿って下塗りしても剥がれることもあります。
塗装の劣化状態は環境や家によっても違います。
あまりにも劣化がひどい場合は、想像以上に塗料を吸い込みます。
その場合は基準量以上の塗料が必要になります。
劣化がひどい場合は基準の塗布量の2倍ほどの塗料が必要になる場合もあります。
手抜きをされないように、下塗り・中塗り・上塗りのそれぞれの証拠の写真を撮影してもらうようにすれば、予防策にもなるでしょう。
これ以外にも塗料の乾燥不足や塗料の希釈が不適切などの理由も考えられます。